旅と切符―Scene007【上級】茨城へ日帰りの旅【ときわ路パス】

ふと関東へお出かけしたい、とはいうものの18きっぷシーズンでなければ高くつくしなー
…なんて考えるかもですが、今回紹介するのは茨城県内1日乗り放題のフリーパスです。
制約をくぐりぬければ、結構便利なフリーきっぷですよ。

【導入】
桜咲く前の2月下旬~3月上旬頃は意外と行くところもなく、なら
日帰りで偕楽園とか行って梅でも撮りに行こう、なんて考える。
ついでに時期がギリギリだけどあんこう鍋もつつくか、と思いでかける。

日暮里7:22→取手8:01
取手駅で、茨城県内乗り放題の切符を購入


取手駅は上記のフリーきっぷで乗車し、偕楽園へ各駅で。
取手8:18→偕楽園(臨時停車)9:32

梅の名所へ到着(好文亭


線路より東側の公園


偕楽園を見た後は、そのまま偕楽園駅から乗車し、水戸までいき
鹿島臨海鉄道へ乗り換えて大洗まで。駅でレンタサイクルを借りてめぐるとしよう。
遅い昼飯は冬の味覚・あんこう鍋。店は1人でもいける「味よし」さんへ。


食後は撮影スポットの大洗磯前神社
(早朝の朝日が出ずるタイミングが有名だが。。)


写真撮って大洗駅に戻り、おやつ食べに日立駅まで。
日立駅に直結する海が目の前のおされな「シーサイドカフェ」








日立駅からは、帰り特急で上野まで。
(取手~上野まで別運賃で乗車可能)


夜くらいには戻ってこれますヨ。

【今回紹介するきっぷ:ときわ路パス】


<きっぷの主な効力>
値段2180円
利用期間特定の土休日1日
詳細はここを参照
利用範囲茨城県内フリーエリア
詳細はここを参照
利用可能列車自由指定G自G指
 新幹線××××
特急-
急行-
快速
普通
※G:グリーン車の略
※△別料金(特急料金、指定席料金)を支払えば乗車可能 ○乗車可能
※詳細は右記リンク参照→おトクなきっぷ:JR東日本


【このきっぷのポイント】
土休日、茨城県内全線乗り放題のフリー切符。
茨城県内でしか購入できないが、当日購入が可能なので
東京方面から行く場合は上記の通り取手駅で購入するのがよいでしょう。

ちなみに、運賃のみの比較ですが参考まで
上野⇔水戸往復:4620円
上野⇔取手+ときわ路パス:3478円
青春18きっぷ(日帰り):2410円

今回上記でたどった足取りでは、鹿島臨海鉄道にも乗車するため
この場合は18きっぷでは有料ですが、ときわ路パスでは無料に。
なので案外使い勝手よいかもです。

また、帰り限定ですがこのフリーパスは特急料金を別払いすれば
運賃部分は有効なため、取手→上野の乗車券を別購入
(か、降りる地元の駅で清算
すれば特急にも乗車できます。

今回にプランにはないですが、茨城は、その他こんなところも行けます。
袋田の滝


国営ひたち海浜公園
初夏はネモフィラ


夏は緑色のコキア


秋は赤のコキアとコスモス


行きだけ取手でこの乗車券を購入するのに手間ですが
買ってしまえば乗り放題かつ帰りは特急利用も可能なため、
じき見計らって茨城の旅を楽しみませんか?