旅と切符―Scene005【特級】冬の東北で温泉巡り【一筆書ききっぷ+株主優待割引】

※2019年10月の値上げに合わせ修正しました。

今回は、とっておきの割引方法を使用したきっぷです。購入方法が、鉄道に詳しくないと難しいですが知っておくと繁忙期でも使用でき、かつ有効期間も長いお得な自作きっぷです。

【導入】
 繁忙期(正月、GW、お盆)は長い休みが取りやすいのですが、いかんせん18きっぷを除く特急に乗れる割引きっぷが使用不可だったりで、お金かかってしまいますよね。JRのきっぷ(乗車券)の「購入距離が長ければ長いほど割安になる」仕組みと、株主優待割引を駆使していつでも破格の安さに仕上げることができます。
 これで正月に東北へ温泉旅行へ行ったり、GWに東北の桜名所をめぐったり(GWに見ごろになる有名地が多い)、東北の夏祭りへ行くなどを、新幹線や特急を使用して一気に回ることも可能です。


【今回紹介するきっぷ:一筆書ききっぷ+株主優待割引】
下の画像左上がJR東日本株主優待割引(2枚)を使用し、乗車券(いわゆる運賃)を4割引にした後のきっぷ(料金は1万円しない)。右上はJR東日本株主優待割引の制度「1列車の特急料金割引」を適用した新青森→大宮の特急券。左下および右下は通常の特急料金です。

見た目ではわかりづらいが「東京→新潟→酒田→秋田→新青森→(仙台経由)→大宮」と、東北をぐるっと回るよう購入しています(下図)。




【このきっぷのポイント】
 繁忙期含むいつでも利用可能、後戻りしなければ何度でも乗車券は乗り降り自由かつ割安とまさに神きっぷ。まさに「自作格安フリーきっぷ」です。
 まずは、一筆書ききっぷと株主優待割引のメリットを分けて説明します。

<一筆書ききっぷの仕組みについて>
・長く買えば買うほど安い
 JRの運賃は、一定の距離を超えると乗車距離を長く買えば買うほど距離単位の単価が安くなります(下図参照)。専門用語でいうと「遠距離逓減制」といいます。


東京(都区内)を基準とし、北へ向かって買った場合の目安。仙台までだと割高なんですが、盛岡過ぎの二戸あたり(600km)から段々割安になっていきます。
基本的に鉄道は、長距離旅客輸送の飛行機と比べて短距離、かといってバスや車よりは長距離輸送が可能な中距離輸送手段で、上図グラフの通り200km-400kmあたりが最高値を示してます(だいたい東京→福島あたり前後)要は一番この辺が乗客数が見込める交通手段なわけで、割高となってます。
 例えば東京⇔新青森で往復で乗車券を購入すると、きっぷが2枚(契約が別)となるため18600円(※往復割引適用)(片道9300円)ですが、一筆書ききっぷ(行きは新潟・秋田経由、帰りは仙台経由)は、16280円(片道8100円程度)となりこの時点で割安となります。

・長く買えば買うほど有効日数も長くなる上、途中下車可能
 JRのきっぷはいつも使うような短い区間だと乗車当日のみ有効なのですが、片道切符の有効期限は100km以上200kmで2日(途中下車可能)、400kmまでで3日、それ以降は200km増えるごとに1日ずつ有効期間が増えます。距離が長くなればなるほど有効期間が増えて、フリーきっぷのように使用できます。
 
・実は18きっぷより割安?
と思います。下表を参照ください。
<東京からの距離別の運賃および1日あたりの値段>
目的地距離(km)値段有効日値段/有効日
仙台351.8605032017
盛岡535.3858042145
新青森713.71034052068
新函館北斗862.51210062017
札幌1163.31485072121
旭川1300.11584081980
稚内1559.51793091992
どの目的地でも、通常運賃(日割り)は青春18きっぷ(1日あたり:2410円)より安いです。ただし、途中下車したり観光しながら先へ進むなどが前提であり一気に東京→新青森などを行くような1日で距離をかせぐ場合は18きっぷのほうが値段的には有効。

・唯一、後戻りできないのが欠点
1回乗車した区間を後戻りできないのがこいつの弱点。なので旅程は念入りに。
(少々の後戻りがある場合は、別途きっぷを購入しましょう)


JR東日本株主優待割引について>
 株主優待割引なので、当然株主しか持てないと思いそうですが実は格安チケットショップで発売してます。1枚2300~2500円程度です。
 株主優待割引券は1枚の利用で2割引。2枚まで同時に利用可能(なので4割引が最大)
 利用可能な対象は以下。同時購入により運賃と特急券(1列車だけ)購入できます。
 ・運賃は、JR東日本の普通片道乗車券(←どんなに長く買っても良い)
 ・JR東日本の一列車のみ片道の特急券急行券、グリーン券および座席指定券グランクラスは無効)
※詳細はJR東日本の株主優待割引券を参照


 ただし、説明したこの割引制度はJR東日本管内(東北、甲信越)の場合でないと利用不可。、またJR東海JR西日本JR九州にも同様の制度がありますが、割引率やルールは異なります。JR北海道JR四国にはこの制度がありません。


<では、一筆書ききっぷ+株主優待割引を足し合わせると。。>
以下のような感じです。経由は冒頭のほうで説明したのと似たような感じで。
株主優待割引券:5000円(2枚)
・東京都区内→大宮(運賃 株主優待適用後):9760円
・大宮→新潟(新幹線指定席繁忙期):5030円
・新潟→秋田(特急いなほ指定席繁忙期 乗継割引適用):1350円
新青森→大宮(新幹線指定席繁忙期 株主優待適用後):4070円
 合計25210円(青森まで片道計算で12600円程度)

大宮→新青森の片道正規運賃(繁忙期)が17130円なので、約25%ととんでもない割引率。しかも有効期間は運賃については乗車してから9日間もあります!


<一筆書ききっぷ+株主優待割引のその他の例(通常期)>
東京都区内
→大宮の経由
目的地有効
期間
(日)
乗車券特急券合計得な
差額
割引
往路
(※)
復路
(※)
通常
料金
株主優待
適用後
山形新幹線(新庄)
→陸羽西(余目)
→羽越(新発田)
→白新(新潟)
上越新幹線
新庄
鶴岡
61221057405180231302095021809.4%
東北新幹線(古川)
→陸羽東(新庄)
→陸羽西(余目)
→羽越(新発田)
→白新(新潟)
上越新幹線
鳴子温泉61231048305180223202046418568.3%
秋田新幹線(秋田)
→羽越(新発田)
→白新(新潟)
上越新幹線
秋田814740757052902760023676392414.2%
東北新幹線(新青森)
→奥羽(秋田)
→羽越(新発田)
→白新(新潟)
上越新幹線
青森916280659052902816024012414814.7%
東北新幹線(新青森)
→奥羽(川部)
→五能(東能代)
→奥羽(秋田)
→羽越(新発田)
→白新(新潟)
上越新幹線
青森916830659052902871024342436815.2%
※往路は東北新幹線(指定席)、復路はとき(自由席)+いなほ(自由席)の乗継割引の合算。特急券に対する株主優待割引適用は往路で使用

1・2段目は週末パスのほうが安く上がるけど、
・秋田
トクだ値30程度の効果を発揮
(通常:17000円→本割引適用後:12000円程度)
新青森
トクだ値25以上の効果を発揮
(通常:17000円→本割引適用後:12000円程度)
復路はやたら時間はかかるけどね。。


【旅プランの例】
(プラン1 正月温泉旅行)

 毎年恒例で、おせち料理買うくらいなら出かけたほうが楽との理由で出かけてます。
今年の正月の行程は以下でした。(切符参照)

1日目:東京都区内→大宮→(新幹線)→新潟→鶴岡→(加茂水族館)→由良温泉(泊)
2日目:由良温泉→(送迎)→鶴岡→(特急)→秋田→碇ヶ関古遠部温泉(泊)
3日目:碇ヶ関弘前五所川原(ストーブ列車)→鰺ヶ沢(泊)
4日目:鰺ヶ沢弘前弘前城弘前新青森→大宮

五能線の川部~鰺ヶ沢は別運賃を支払ってます。観光しながら温泉宿をはしごしました。

加茂水族館


・温泉宿の料理(写真は1泊目)9000円程度でこの料理!(東北はさがせば安いとこあり)


・ストーブ列車





弘前城(ライトアップ)


・この旅の費用(1人当たり)合計65000円程度

(プラン2 GWに桜巡り)
 GWは北東北の桜がビンゴで見頃。以下のようなきっぷを購入し行ったことがあります。

1日目:東京都区内→大宮→(新幹線)→新庄→大曲→角館(桜)→大曲(花火)→盛岡(泊)
2日目:盛岡→新青森弘前弘前城(桜)→大館(泊)
3日目:大館→秋田→新潟→(新幹線)→大宮

・角館の桜(4月下旬見頃)


・大曲の花火(春の章)
 夏の本祭と比べると空いてるけど、規模はそれなりにでかくよさげ(ただし、開催日が年によりまちまち)


弘前公園の桜
満開の時期よりも散り始めの花筏ができるときのほうがきれいです。


(プラン3 夏祭り巡り)


旅行プランや行先は以下の動画でまとめています。



【この旅プラン×切符のポイント】
 南東北なら週末パスが有利ですが、北東北まで足を延ばす場合はこの方法がコスパ最強です。3連休なら三連休東日本・函館パスがありますが、行き帰りに東北新幹線を使用する場合のみ有効で、日本海側含めて回るのであれば断然こっちのほうが安く上がります。期間の縛りもないためGWやお盆もやりたい放題w自分がかなり重宝しているきっぷ購入方法です。
 また乗車券がフリーきっぷ扱いのような感じになり有効期間が長いので、途中での乗り降りも自由。また18きっぷとは違い、乗りたい列車に応じて特急がくれば特急料金のみ追加すれば特急にも乗れるのが意外にミソ。
 ただし、ふらふら巡るのには向いてません。ある程度旅程を練っておかないと後戻りができない制約があるためそこは注意ですね。

購入方法や使用方法は慣れるまでが難しいですが、わかってしまえばかなりお得なのでぜひぜひチャレンジしてみてください。

旅と切符―Scene004【中級】冬の北海道を安く旅したい【PEACHひがし北海道フリーパスとスカイライナーの割引】

※2019年10月の値上げに合わせ修正しました。

今回は、北海道を安く巡る旅について紹介します。
最近自分も出かけており、週末でも気軽に行けるもんなんだな~と。

【導入】
冬の北海道は、夏と比べると神秘的。特に道東がよいです。(超絶寒いけどねw)

・流氷(網走)



・ジュエリーアイス(十勝・豊頃町



・ハルニレの木(十勝・豊頃町



・美瑛(美瑛町



・タンチョウ(鶴居村



・冬のSL(釧網本線



などがありますが、これらへ行くのに最適なきっぷが以下紹介するPeach/AIRDOひがし北海道フリーパスです。
※2020年度以降はバニラエア→PEACHへ統合によりPEACHひがし北海道フリーパスの発売


【今回紹介するきっぷ:Peach/AIRDOひがし北海道フリーパス

※写真は2019年度発売していたバニラエアひがし北海道フリーパス

<きっぷの主な効力>

値段16380円(5日間)
利用期間連続した5日間
※発売期間は限定
利用範囲フリーエリアタイプ
詳細はここを参照
利用可能列車自由指定G自G指
 新幹線××-×
特急-
急行-
快速
普通

※G:グリーン車の略
※△別料金(特急料金、指定席料金)を支払えば乗車可能 ○乗車可能 ×利用不可
※詳細は右記リンク参照→JR北海道のおトクなきっぷ


【このきっぷのポイント】
 北海道着の飛行機はそもそも新千歳のほかとかち帯広、釧路、根室中標津女満別旭川などがありますが、格安の航空券をゲットするとなると主にLCCが就航する新千歳となります。(近くに札幌もありグルメ楽しめるしね)
 新千歳から道東までは特急でも5~6時間かかり、片道特急自由席で計算しても
 網走まで:10070円
 釧路まで:8450円
となり、道東の場合飛行機で直で釧路や女満別へ行ったほうが一見安く見えますが、ぐるっと回るのであれば、自由席限定ではあるもののこのきっぷとの組み合わせによりこれが比較的安く仕上がります。

<札幌から各種きっぷの値段>
Peach/AIRDOひがし北海道フリーパス(特急自由席):16380円
札幌⇔釧路(特急自由席 正規料金):17860円
札幌⇔釧路(特急指定席 えきねっとお先にトクだ値):11980円
札幌⇔網走(特急自由席 正規料金):21160円
札幌⇔網走(特急指定席 えきねっとお先にトクだ値):14720円
北海道フリーパス(特急指定席):26230円
一筆書き(新千歳空港→網走→釧路→南千歳 札幌-網走、南千歳-釧路 特急自由席):18280円

トクだ値が格安に見えますが網走と釧路両方行く場合、釧路→網走が4070円かかるためバニラエアひがし北海道フリーパスのほうが若干安くなります。


【さらにポイント:成田空港までの交通】
 格安のLCCとなると、成田までアクセスが必要。色々交通手段がありますが整理すると以下の表となります。乗る場所に応じて選択したほうがよいですが、スカイライナーがぶっちぎり早いです。。

手段所要時間値段
日暮里スカイライナー362520
日暮里アクセス特急601270
東京成田エクスプレス503070
東京快速エアポート901340
東京リムジンバス601000

 ※所要時間は最速の時間(単位:分)
 ※行先はLCC向け降車駅となる空港第2ビル駅。

上表を見る限りではJRはコスパが悪く、京成かバスになりますがバスは時間が読めないため行ではあまり使用したくない。すると選択するのは京成がよさそう。

スカイライナーを利用する場合は、以下のような若干の割引方法があります。
※以下は2019年1月時点の情報
往路:日暮里のチケットショップで購入(2210円)
復路:新千歳空港の飛行機の待合所にある専用のクーポン券発売機で購入、もしくは各LCC機内でクーポン券購入(2200円)

※画像上はチケット屋で購入した割引きっぷ(京成株主優待+スカイライナー回数券が出てきた)。下はクーポン券による購入。


【旅プランの例】
自分が実際に今年(2019年1月末)に行った行程です。ジュエリーアイス見に行きました。
2日目は本当はタンチョウではなく野付半島の氷平線を見に行きたかったとです(周遊観光バスが満席でした。。)

1日目:日暮里(14:00頃)→(スカイライナー)→成田空港(17:00発)→新千歳空港(18:30頃)→(特急スーパーおおぞら)→釧路(23:59着)
2日目:釧路→(バス)→鶴居村→釧路→(特急スーパーおおぞら)→帯広
3日目:帯広→豊頃(ジュエリーアイス、ハルニレの木)→帯広→新千歳空港(18:00頃)→成田空港(19:10)→日暮里(20:30頃)

<この旅の費用(1人当たり)> ※2019年1月当時の値段
日暮里→空港第2ビル駅:2210円
空港第2ビル駅→日暮里:2200円
成田→新千歳:11130円
新千歳→成田:8260円
釧路⇔鶴居村(バス):2500円
現地観光ツアー(ジュエリーアイス):8000円←高かった。。
バニラエアひがし北海道フリーパス:15500円
1泊目:4500円(スーパーホテル釧路駅前)
2泊目:帯広のビジネスホテル(じゃらんポイント使用後):3200円
食事代:3000(1日あたり)×2=6000円
 合計約63500円

なんだかんだで結構かかったね。。飛行機もっと事前予約すれば5000円程度で片道行けるんですけど(自分が予約したのは出発前日)


【この旅プラン×切符のポイント】
 今回の場合、航空運賃を安く上げるため事前購入さえすれば現地釧路着、とかち帯広発でもよいのですが、自分が国内の旅を決めるタイミングは、いつも仕事の都合や天候を見て決めるためギリギリの前日となりこのような行程になってます。
 このきっぷを採用したのは、「新千歳空港⇔釧路の往復正規運賃≧このきっぷの料金」であったのと帯広で途中下車する都合があります。
 使い方としては短い期間の使用のため微妙ですが、以下の通りぐるっと周遊する感じで回ると冬の北海道を満喫できると思います。
1日目:日暮里→成田空港→新千歳空港→札幌→網走(泊)(※移動日。)
2日目:網走(流氷)→川湯温泉(泊)
3日目:川湯温泉→摩周→(周遊観光バス:野付半島氷平線ウォーク)→摩周→釧路
(その他摩周湖や近くの知床でも代替可)
4日目:釧路→鶴居村(タンチョウ、SL冬の湿原号)→釧路→帯広
5日目:帯広(ジュエリーアイス)→札幌→小樽→新千歳空港→成田空港→日暮里

冬の北海道の繁忙期は
さっぽろ雪まつり開催期間(この時期行くと宿も値段が上がる)
旧正月の期間(中国、韓国、台湾)(いわゆるインバウンドによるオーバーツーリズム)
 →2019年は2/5、おおむね1/20~2/20くらい

なのでできるだけ混雑回避&安く行くには1月下旬、2月下旬~3月上旬がオススメです。
(今回自分が旅した1月下旬は宿も余裕で取れた上に格安、特急自由席も余裕で空いてました)

神秘的な冬の北海道は足を運んでみませんか?

旅と切符―Scene003【中級】東北の夏祭りを体感したい【北海道&東日本パス】

※2019年10月の値上げに合わせ修正しました。
今まで有名なフリーきっぷを紹介しましたが、あと1つあります。
北海道&東日本パス
これを使って、東北の夏祭りを巡ってみましょう。

【導入】
青森のねぶた祭に代表されるような東北の夏祭り。自分もいくつかは回ってますが、結構現地で見ると圧巻ですよ。大体有名どころの夏祭りは、8月上旬に固め打ちで開催されています。

<8月上旬頃を基準とした東日本で有名な夏祭りの例>
主な祭り開催日(日程は固定)
8/18/28/38/48/58/68/78/8
長岡花火      
秋田竿燈まつり    
青森ねぶた祭  
盛岡さんさ踊り    
山形花笠まつり     
仙台七夕まつり     
※その他は、大曲の花火(8月第四土曜日)などあり。

・長岡花火


秋田竿燈まつり


青森ねぶた祭


これらを一気に安く回れるのが、北海道&東日本パスです。


【今回紹介するきっぷ:北海道&東日本パス


<きっぷの主な効力>
値段11370円(7日分)
利用期間3月上旬~4月中旬
7月上旬~9月下旬
12月上旬~1月上旬
利用範囲JR北海道全線、JR東日本全線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線及び北越急行
利用可能列車自由指定G自G指
 新幹線×-×
特急××-×
急行-
快速×
普通×
※G:グリーン車の略
※▲新青森新函館北斗のみ特急料金を払えば乗車可能 △別料金(特急料金、指定席料金)を支払えば乗車可能 ○乗車可能
※特例など詳細は右記リンク参照→おトクなきっぷ:JR東日本


【このきっぷのポイント】
 18きっぷより、東日本(上信越+東北)と北海道向けの旅行に特化した格安きっぷ。18きっぷとは異なりn回分けて使用としてではなく連続した7日間での発売のため、一人用に限られる。
 連続した7日間有効なのでいわば大学生の休み向けおよび年配者向けに設定されているのかも。しかし長い休みが取れれば特に利用期間の長い夏は3か月もあるため、ハイシーズンの北海道を格安の交通費で旅行するにはこのきっぷはネ申といってよい(休めれば、の話ですが。。)。
 青春18きっぷと利用期間、制限事項等が同じ部分と異なる部分がよく取りざたされるが、以下の表に違いをまとめてみた。

青春18きっぷ北海道&東日本パス 主な比較>
特徴青春18きっぷ北海道&東日本パス
発売額12050円11330円
利用可能日数5日間(連続でなくでも可)7日間(連続)
1日あたりの料金2410円1619円
利用期間3月上旬~4月上旬
7月下旬~9月上旬
12月上旬~1月上旬
3月上旬~4月上旬
7月上旬~9月上旬
12月上旬~1月上旬
利用範囲JR北海道JR東日本
JR東海JR西日本
JR四国、JR九州
JR西日本宮島フェリー
青い森鉄道線
あいの風とやま鉄道線
IRいしかわ鉄道
(※一部通過利用のみ)
JR北海道JR東日本
青い森鉄道線
IGRいわて銀河鉄道線
北越急行
新青森新函館北斗
の乗車の扱い
別に青春18きっぷ北海道新幹線
オプション券(2490円)を購入
別に立席特急料金
(4000円)を購入
乗車可能な列車種別快速、普通快速、普通、急行
新青森新函館北斗
特急(別料金)で乗車可能
※特例区間や、当日24時以降下車時の取扱いは同一。

 比較しても、明らかに北海道&東北へ長旅するには北海道&東日本パスが優位。
 ただし北海道へ行く場合、以前のように廃止された「急行はまなす」利用での夜間移動が現在はないため、事前に飛行機で渡道しておくか、普通列車で約1日かけて青森まで行き、以下のいずれかの手段をとる必要がある。
新青森新函館北斗北海道新幹線で渡道:4000円)
②青森ー函館フェリー(約3.5時間仮眠で渡道:1800円~)
→函館に渡った後、函館~札幌へ約1日かかるので非効率
③八戸ー苫小牧フェリー(約7時間、夜間帯に寝ながら渡道:5040円~)
→これが2020年現在、リーズナブルな夜間移動と思われる。
上記を利用した北海道行きの旅のプラン詳細は別ページにて記載する。


【旅プランを練る(ポイント含め)】
8/2に出発し、8/8に東京へ戻るような感じで東北を巡っていくと効率が良いと思われます。冒頭であらわした表で開催する日程と巡る順序を矢印で示すと、

のような感じでいけば良い気がする。地図上で表すと以下のイメージ。


 この地図に沿って、プランを18きっぷで使用したような臨時快速列車を時刻表とにらめっこして組み立てます。各目的地の祭の開催の約1時間前に最寄り駅着とするように逆算して発着時間を入れていくと以下の感じ。なお、祭りがおこなわれる近辺の宿は既に満室になっていると思ったほうが良く、しかも料金バリ高。なので、少し離れたところに宿を確保するのがコツ。深夜に着くことになりますが、翌日朝遅ければよいだけなので。。



1日目:上野(9:44発)→(11:41着)高崎(12:02発)→(13:07着)水上(13:40発)→長岡(15:29着)★長岡花火★長岡(22:04発)→新潟(23:20着・泊)

2日目:新潟(10:12発)→《海里指定席》→(12:44着)酒田(15:37発)→秋田(17:26着)★秋田竿燈祭り★秋田(22:19発)→(23:16着)東能代(23:19発)→能代(23:24着・泊)

3日目:能代(9:34発)→《リゾートしらかみ1号指定席・五能線経由》→青森(13:29着)★ねぶた祭★青森(21:30発)→八戸(23:01着・泊)

4日目:八戸(8:53発)→(10:49着)盛岡(11:07発)→(12:33着)一ノ関(13:54発)→(14:41着)小牛田(14:54発)→(15:40着)仙台(16:00発)→山形(17:16着)★花笠まつり★→山形(21:46発)→仙台(23:04着・泊)

5日目:★仙台七夕まつり★仙台(13:30発)→(14:55着)福島(15:04発)→(15:52着)郡山(16:26発)→(17:05着)新白河(17:08発)→(17:31着)黒磯(17:36発)→(18:28着)宇都宮(18:41発)→上野(20:09着)


イメージ通り収まりました。鈍行でも5日あれば回れそうです。ただ上記は時間が余るところがあるので、あまり崩さず無理なく追加で寄れる観光地とか含めてみると。。


1日目:上野(7:57発)→(9:44着)高崎(9:56発)→《SLみなかみ指定席※》→(12:03着)水上(13:40発)→長岡(15:29着)★長岡花火★長岡(22:04発)→新潟(23:20着・泊)

2日目:新潟(10:13発)→《きらきらうえつ指定席》→(12:51着)酒田(15:37発)→秋田(17:25着)★秋田竿燈祭り★秋田(22:18発)→(23:15着)東能代(23:17発)→能代(23:22着・泊)

3日目:能代(9:19発)→《リゾートしらかみ1号指定席》(10:23着)十二湖(13:06発)→《リゾートしらかみ3号指定席》→(15:36着)川部(15:39発)→青森(16:21着)ねぶた祭★青森(21:39発)→八戸(23:11着・泊)

4日目:八戸(8:53発)→(10:49着)盛岡(11:07発)→(12:33着)一ノ関(13:54発)→(14:41着)小牛田(14:54発)→(15:40着)仙台(16:00発)→山形(17:16着)★花笠まつり★→山形(21:46発)→仙台(23:04着・泊)

5日目:★仙台七夕まつり★仙台(13:30発)→(14:55着)福島(15:04発)→(15:52着)郡山(16:26発)→(17:05着)新白河(17:08発)→(17:31着)黒磯(17:36発)→(18:28着)宇都宮(18:41発)→上野(20:09着)

※1日目のSLは日にち限定(主に土曜日)

初日は朝早いけどSLを、3日目十二湖を含めることができました。十二湖でなければ海が目の前の露天風呂の不老ふ死温泉、もしくは弘前から弘南鉄道に乗って田んぼアートと見たりもできます。
・十二湖(青池)

透き通った青い色をした青池。

不老ふ死温泉

夕日を眺めながらの露天風呂に入れる。ただし、この時期(夏場)は露天風呂にアブが発生するためあまりお勧めしない。

田んぼアート

夏場に現れる田んぼアート

きらきらうえつ



※新潟~酒田(場合によっては秋田まで)走るリゾート列車。普通車指定席料金(+530円)でほぼ特急並みのシートと空間に乗ることができ、車内販売には新潟の地酒が並ぶ。羽越本線日本海沿いを走るため、1杯しながら車窓を眺めるのは格別。

リゾートしらかみ(写真は橅編成)



※日本一ともいえる絶景路線を走る五能線のリゾート列車。普通車指定席料金(+530円)で特急以上のシート、座席幅及び窓の大きさがあり、海沿いすれすれを走る五能線を思いっきり満喫できる。

 この日程は5日間ですが、最大で7日間あるので余った2日間で中尊寺下北半島三陸海岸を巡ったりもできます。
この行程のように全て鈍行ではきつい場合、少し値段は上がりますが「一筆書き乗車券+株主優待割引」での購入により、同一の行程を新幹線などを利用して楽に移動可能になります。近年著者も上記に近いルートを「一筆書き乗車券+株主優待割引」で回った旅のダイジェストがありますので、そちらも参考にしてください。


北海道&東日本パスで、真夏の東北へ足を運んでみませんか?

旅と切符―Scene002【初級】冬の東北で雪景色に溶け込みたい【週末パス】

※2019年10月の値上げに合わせ修正しました。
今回は、繁忙期を除く週末に利用可能な週末パスと2月の雪国の旅(1泊2日)について紹介します。

【導入】
ホントに寒い時期になってきました。でもこの時期だからこその雪景色とかありますよね~。列車の旅はあったかい車内から冬景色を見て移動するのが一番です。雪景色が関東からより近く見れそうなのは関東の北の山岳部、長野、新潟、南東北といったところですかね。
 冬の東北の雪景色の代名詞といえば…

かまくら(秋田)


樹氷(山形)


銀山温泉の街なみ(山形)



などがありますが、これらへ行くのには1泊2日で行けちゃいます。最適なきっぷが以下紹介する週末パスです。


【今回紹介するきっぷ:週末パス】



<きっぷの主な効力>
値段8880円(2日分)
利用期間繁忙期を除く週末
の連続した土休日
利用範囲フリーエリアタイプ
詳細はここを参照
利用可能列車自由指定G自G指
 新幹線-
特急-
急行-
快速
普通
※G:グリーン車の略
※△別料金(特急料金、指定席料金)を支払えば乗車可能 ○乗車可能
※特例など詳細は右記リンク参照→おトクなきっぷ:JR東日本


【このきっぷのポイント】
 連続した土休日、繁忙期を除く時期にいつでも利用可能。JR東日本管内の山梨・長野、新潟、宮城、山形の大部分と関東全域が乗り放題の乗車券タイプのフリーきっぷ。18きっぷなどとは違い追加で新幹線含めた特急料金、グリーン料金を購入すれば新幹線や特急の乗車も可能(運賃はこの切符に含まれる、という意味)。非常に使い勝手がよいです。
 フリーエリア内のうち新潟や仙台、庄内地方を目的地とする場合は安くなります。ただし、東京から新潟や仙台の各都市内のみを目的地とする場合は、「お先にトクだ値」を利用した方が新幹線特急券など含めたトータルでは安いです。このきっぷは基本的には南東北や新潟の周遊向けのきっぷを考えたほうがよいです。以下、東京から主要な各方面への使用きっぷを比較した料金表を示します。なお、「お先にトクだ値」の活用例については別ページで記載します。

<東京から各方面への片道分の料金比較例>
行先正規
料金
トクだ値
(15%割引)
お先にトクだ値(35%割引)週末パス
料金差額料金差額料金差額割引率
長野83406900-14405280-30608710370-4.4%
新潟107608970-17906850-39109480-128011.9%
福島91107560-15505780-33308710-4004.4%
仙台110909250-18407070-40209480-161014.5%
山形115509640-19107370-41809940-161013.9%
酒田14540----10620-392027.0%
古川116409720-19207430-42109480-216018.6%
新庄1310010950-21508370-473010390-271020.7%
湯沢13980----10620-392025.7%
※普通車指定席(通常期)で算出
※仙台へはやまびこ利用で計算(はやぶさは片道あたり+220円増し)
※酒田は新潟経由、かつ新潟―酒田間を乗継割引で計算
※長野はあさま利用(かがやき、はくたかは利用しない)
トクだ値/お先にトクだ値は繁忙期、閑散期料金もあり。また列車によって10%割引/30%割引の設定あり


【旅プランの例】
実は昔、冬に冒頭の導入で説明したような目的地へ、この週末パスの前身で新幹線や特急(自由席)も乗り放題だった「土・日きっぷ」を使用して旅したことがあります。その様子は以下の動画にもなっているので(全4回)そちらをご覧ください。(約8年前ですが。。。)



<この旅の費用(1人当たり)>※一部昼食等料金忘れたものは除外
1日目:
週末パス…8880円
大宮→新庄(特急料金・普通車指定席)…5740円
最上川舟下り乗船料…2500円
湯沢(秋田)⇔横手(※往復運賃)…660円
スーパーホテル山形駅西口(1泊朝食付き)…4500円
2日目:
山形駅蔵王温泉(バス往復)…2000円
蔵王ロープウェイ(往復)…3000円
新左エ門の湯(日帰り入浴)…700円
利久(牛たん定食・6切)…1595円
仙台→大宮(特急料金・普通車指定席)…4830円

合計34405円(程度)


【この旅プラン×切符のポイント】
 南東北や新潟などへの週末旅であれば春夏秋冬いつでも自分の旅でもよく登場します。
なんといっても乗り放題なので、色んなところ巡るには最適。またその週末の前日までに購入すれば行けてしまうので当日は無理にせよ思い立ったらこの切符でフルに週末過ごせるのがうれしいです。
 この旅ではフリーエリア外の秋田県の横手まで行ってかまくらを観光してますが、実は週末パスが奥羽本線の山形・新庄~秋田・湯沢もフリーエリア内なのを活用してます。(東北新幹線で北上経由だとフリーエリア外の差額料金が大きいが、奥羽本線経由なら小さく済むため)
 今思えば、最上川舟下り、湯沢犬っこ祭り、横手のかまくら蔵王樹氷、山寺参拝、奥松島と巡り、料理も秋田の稲庭うどんと仙台の牛タンと色々行ってますね。。また、この旅では行っていない銀山温泉街などをチョイスするのありと思います。

この冬、寒いけどほっこりするような東北へ行ってみませんか?

旅と切符―Scene001【初級】日帰り温泉でゆっくりしたい【18きっぷ・同伴あり】

※2019年10月の値上げに合わせ修正しました。
今回は、18きっぷを使用した日帰り温泉旅について紹介します。

【導入】
目的はよくありがちな
「関東近郊でゆっくり温泉でも入りにいこうよ~」
「都内のスーパー銭湯じゃ微妙かな~ちょっと小旅行な感じで」
「でも安く上げたい」
なんて場合。

関東近郊では、電車(18きっぷ)+バスなどの公共交通機関でも行ける色々いい温泉地があります。
例)
・群馬/四万、草津伊香保、万座
・栃木/那須、塩原
・神奈川/箱根
・静岡/熱海、伊豆方面

安く日帰りで上げるとなると上記へ行く場合でも結構な交通費。
これを解決してくれそうなのが格安旅行の定番、18きっぷ。
(マイカーでも全然いいですがお酒飲めないしねw)


【今回紹介するきっぷ:青春18きっぷ


<きっぷの主な効力>

値段12050円(5回分)
利用期間3月上旬~4月上旬
7月下旬~9月上旬
12月上旬~1月上旬
利用範囲JR線全線、BRT
並びにJR西日本
宮島フェリー含む
利用可能列車自由指定G自G指

新幹線××-×
特急××-×
急行××-×
快速×
普通×

※G:グリーン車の略
※×…利用不可 △別料金を支払えば乗車可能 ○乗車可能
※特例など詳細は右記リンク参照→おトクなきっぷ:JR東日本


【このきっぷのポイント】
 いわゆる学生が休みの期間に年齢を問わず日本全国のJRが乗り放題。1人で5回分または5人までのグループ利用が可能。1回分(1人1日あたり)が2410円なので、関東を超えるくらい距離ならば片道で元が取れる計算に。日を連続して使用しなくても回数券のような使用が可能なため、休み期間中に何回か出かける予定があれば、この切符を購入しておくとよいかも。
 一番効力を発揮する(費用対効果が出そう)なのは1日で長距離乗車する場合で、使用する例として
 ・ある程度離れた目的地へ日帰りで使用する(※片道3時間以内が目安)
 ・ある程度開いた目的地間(都市間など)をこの切符で乗車し、目的地での滞在の間はこの切符は使用しない
 ・時間かけてでもよいので1日で一気に遠くへ行く
 (東京からだと朝一で出発し北端は青森、西端は新山口あたりまで移動可能)
などが考えられます。
 使用回数が5回よりも少ないと判明した時点で、チケットショップでの購入もしくは売却も検討するとよいでしょう。(お盆や正月より前なら売却で高値、利用期間終了前なら購入で安値。また残り回数が1回分の購入は損、売却は高値、3~4回分などの購入は割安、売却は安値になることが多いです)
 乗車可能な列車は基本的に普通列車に限られるため、移動を快適にするための手段(自由席グリーン車使用、指定席ありの臨時快速列車など)を利用するとずいぶん楽になるので事前に調べておくとよいです。


【旅プランの例】
 とある7月下旬、新宿駅で待ち合わせ。時間は8:30。
待ち合わせ後新宿駅にある駅弁屋「祭」で食事を買い11番ホームへ。
自由席がある1-3号車に並び8:50頃ドア解放し車内へ。


ホリデー快速ビューやまなしの車内。リクライニングはしないが全てボックスシートのオール2階建て車両で座席数は多い。自由席は1~3、8~10号車、指定席は6、7号車。(4、5号グリーン車は指定席のため18きっぷでは乗車不可)
自由席も指定席も座席は全く同じなので今回は自由席に乗車。

新宿駅9:02に発車し、約2時間の車窓を見据えた列車旅で10:59に山梨市駅に到着。
ここから歩いて20分で今回の目的地「正徳寺温泉 初花」さんへ。



この温泉、春には桃の花が一面に咲く桃畑のど真ん中にあり、夏場に最適な温泉で泉温は36℃と体温とほぼ同じですごく気持ちよく、長湯してもそんなにのぼせずゆっくりできます。

また、風呂上がりにとても楽しみな料理を注文できます。土用丑の日も近いことですし、あれですよあれ。




じゃじゃーん、うなぎです。ここのウナギは結構美味です。身が柔らかくほくほくした状態で出てきます。温泉入ってウナギ食べれるなんて暑い夏場のスタミナ切れには最高の癒しじゃないですか~。

あと、別注文でここの温泉水で作られた温泉豆腐も注文できます。



帰りも行きと同じ列車があり、現地を夕方17:00頃出て新宿にはちょうど19:00前に着きます。こんな温泉に入りに行くだけでもなんかゆっくりできる気がしませんか?
なお、今回はこの温泉+うなぎだけでしたが、行きに少し手前の勝沼ぶどう郷駅で下車し甲州名産のワインの試飲なんかもプランに取り入れたりもできます。

<この旅の費用(1人当たり)>
青春18きっぷ(1回分)…2410円
温泉 入湯料…700円
うな重…3200円
計 6310円

【この旅プラン×切符のポイント】
 18きっぷでは、普通列車のみでの移動のため温泉に入っても移動が長時間だと(ロングシートだと特に)疲れますよね。。なので、都心から出発する座席の比較的良い快速列車で温泉地へ行けそうな列車を挙げると。。
ホリデー快速ビューやまなし(新宿→小淵沢 冬を除くほぼ土休日運行)
②リゾートやまどり(大宮→長野原草津口 基本土日運行だが、日数は限定されている)


※リゾートやまどりの車内。座席のグレードは非常に高く新幹線の座席より広め。これが18きっぷ+指定席料金(530円)で乗車可能。

関東近郊の温泉は、前述したとおりの場所もありますが山梨にも結構あります。今回は山梨方面へ行っています。山梨には富士山が見える「ほったらかし温泉」などもあります。


ほったらかし温泉から見える富士山。冬場は特に温泉に入りながら富士山が見え、夜になると新日本三大夜景にも数えられる甲府盆地の夜景も目の前。

 今回紹介した温泉、夏場に最適な温泉で泉温は36℃と体温とほぼ同じですごく気持ちよく、長湯もできます。また7月下旬は「土用丑の日」が近くにあることから、みなさんもこのような温泉でリフレッシュしませんか?

切符と旅のサンプル集

このブロマガで書くの久しぶりです~
こんつわ。

さて突然ですがタイトルの通り、今後気が向いたら
①色々な切符(もしくは鉄道以外含めた公共交通機関)の紹介
②①で紹介した切符を使った旅のサンプル(組み立て方含め)

を切符×使用シーンごとにこのブログでご紹介していくことにします。
(動画にしてもあまり、ねぇ)

色々友人もしくは職場で
「どういったら安い」とか「早い」とか「今オススメの場所は」と
聞かれることもあり、10年以上1人~4人旅をしていて知っている部分を
このブログに写真付きで書いていこうと思います。
参考になれば、はたまた「行ってみたい~」となれば幸いです。

メニューは以下を予定(妄想)してます。ページができたらリンク張っていきます。
(紹介順は未定。内容は変更の可能性あり)
Scene.001 【初級】日帰り温泉でゆっくりしたい【18きっぷ・同伴あり】
Scene.002 【初級】冬の東北で雪景色に溶け込みたい【週末パス】
Scene.003 【中級】東北の夏祭りを体感したい【北海道&東日本パス】
Scene.004 【中級】冬の北海道を安く旅したい【バニラエアひがし北海道フリーパスとスカイライナーの割引】
Scene.005 【特級】冬の東北で温泉巡り【一筆書ききっぷ+株主優待割引】
Scene.006 【中級】九州を18きっぷで回っていたら、晩メシ食う時間がなくワープしてみた【九州ネットきっぷ】



【申込案内】第4回ニコニコ鉄道旅行記オフ会について

こんつわー!
いよいよ2014/11/15にニコニコ鉄道旅行記の年一度の祭典ともいうべき
「ニコニコ鉄道旅行記オフ会」
第4回の開催内容及び申込方法についてご案内します。

今回の開催のコンセプトは
「みんなで、楽しい旅へ出かけよう!」
とし、紅葉が美しい箱根を回っていきます。



以下、開催の概要と参加申し込みについて記しますので
参加をご希望の方は内容をご確認の上参加申し込み
(下記参照)を行ってください。
※今回より外でのオフ会となることもあり、基本的に大学生(18歳)以上を参加資格対象とさせていただきます。ご了承ください。

【開催日時・場所】
2014/11/15(土)
<1次会(本祭)>
10:50  箱根湯本駅(構内)集合
19:00頃 小田原駅解散
<2次会>
19:00~21:00 小田原周辺
※この後帰宅される方もしくは宿泊される方それぞれ自由解散

【オフ会の概要】
<1次会(本祭)>
 紅葉の箱根を箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船と回っていきます。
 ■現在のプランは1種類のみですが、参加人数次第でルートおよびプランを分ける予定です。現状の予定の詳細を最下部に貼っておきます(※2)。

<2次会(飲み)>
 小田原駅界隈の居酒屋での懇親会を予定しています。

<3次会~?>
 不明。勢い!

【参加申し込み方法】
参加ご希望の方は以下のメールアドレスに送付してください。
今年は当日新宿発のVSEに乗る希望の方(※1)のみ申込み受付終了が早くなります。
(10/6本日より参加申し込み受付を開始します)

最終申込期限:11/8(土)まで
 ■ただし開催当日新宿9:00発のVSE乗車希望の方は、
 10/12(日)までに申込みをお願いします。
宛先:nekonokousinn@gmail.com
(ゆたかさんへの申込となります)

本文の内容は以下が書かれているようお願いします。
-----<参加申し込みメール>------------
メールタイトル「【参加申込】第4回ニコ鉄オフ(ハンドルネーム)」
本文
・お名前【必須】(ハンドルネームで):
・二次会出席有無【必須】:
・当日(緊急)連絡先【必須】:
・9:00発VSE乗車希望【任意】:
・当日夜宿泊有無(参考まで)【任意】:
・その他質問事項など(記載したい内容があれば):
---------------------------------------

参加申し込みメールを頂いた方すべてに後日受信完了メールをご返信致します。

また、開催の1週間前後をめどに参加者全員にメールにて詳細の集合場所、会費、
必要な持ち物等を記した案内メールを送付いたしますのでご確認よろしくお願いします。

では、ご参加のほど、お待ち申し上げます!


※1 VSEロマンスカー)乗車について
本オフ会集合に際し、小田急新宿駅9:00発のスーパーはこねに乗ると、10:25に箱根湯本へダイレクトでアクセスできます。本予約は展望席での予約確保に勤めますが、普通車となってしまう可能性もあります。その場合はご了承ください。

※2 現状の予定について
箱根湯本駅強羅駅箱根登山鉄道

□時間があれば・・・・箱根美術館で紅葉を見るのも良いかも・・・。。

強羅駅早雲山駅箱根登山ケーブルカー

早雲山駅(12:15頃)⇒大涌谷駅(12:23頃)(箱根ロープーウェイ) 

大涌谷観光&昼食 12:30~14:20

大涌谷駅(14:30)⇒桃源台駅(14:50頃)(箱根ロープーウェイ)

桃源台港(15:00)⇒箱根町港(15:40頃)(箱根海賊船) 

芦ノ湖周辺観光 15:45~17:30(※箱根神社や箱根関所、恩賜箱根公園など)

箱根町バス停(17:45)⇒小田原駅東口バス停(18:39頃)(箱根登山バス) 

18:45 小田原駅前解散